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2009年 06月 10日

陶芸教室 聖工房ケータリング@田舎家

今月の初めに行ってきたケータリングの様子です。
今回は、陶芸教室「聖工房(きよいこうぼう)」さんからの依頼。

窯焼(先生、合ってますか?)といって、3日間ほど交代で徹夜しつつ焼き続け、
焼いた日数と同じだけ(3日間)ゆっくりと冷まし、
約1週間かけてはじめて、器を取り出せる日、窯出し。
その一大行事の打ち上げでのお料理の依頼です。

場所は、なんと古民家!
うちあわせの段階から、テンションも大幅↑。


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こんな感じで、土間があったり、

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庭が見渡せたり、

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囲炉裏(!!)があったり、、

スタッフと私、
4人とも、荷物を運び込んだ瞬間、テンションがメーター振り切れるほどに↑↑。
「素敵すぎる」「えーなー」と、口をついて出て来るのはそんな言葉ばっかり。

しかも、普段のたいていのケータリングは
こちらから、シンプルな大皿やアクリル板などを持っていって盛りつけをするのですが、
今回は、陶芸教室のみなさんの作った器をお借りして、
そこに盛りつけることに!

打ち合わせの段階で思いつき、
ダメもとで提案してみたところ、快くOKサイン。
そこからは、器の写真とサイズのデータを何度かやり取りして、、
と、そんな感じでむかえた当日です。


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まずは、神経衰弱のごとく、料理の入った容器と盛りつけ予定の器のマッチング。
あらかじめ、組み合わせを決めておいた指示書と、
実際のお皿を見比べて組み合わせていく作業。
実物を見ると、組み合わせの変更指示続出。

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写真は、なんとか組み合わせを決め、盛りつけ後の全体図。
右端の向こうには、囲炉裏があって鍋には、すり流しを準備しました。

今回のお料理はこんな感じ↓
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まずは、生春巻き。いただきものの手作り柚子こしょうを添えて。
おしょうゆでさっぱりと食べていただきます。
別のお皿にはこんな感じで↓
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こちらは、タコの和風マリネ。
色んなサイズのいろんな器に盛りつけてみました。
普段は、けっこうたっぷりどかどかと盛りつけてしまうのですが、
今日は、ぐっとこらえて、少しずつ。
余白もきれいに残しながらの盛りつけです。
色や絵の入った器は、ほとんど持っていないので、
うまく盛りつけられるかどうか心配でしたが、どうにかうまくおさまりました。

陶芸教室 聖工房ケータリング@田舎家_f0110760_17431367.jpg

ごまのし鶏。白と黒のゴマをかけわけて
市松模様風に盛りつけてみました。
高さとサイズがぴたっと合うように、焼き方と切り方に一工夫した一品。

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この器に関しては、ぱっと写真を見たときから、しょうゆ卵!と決めていました。
四角の器に丸い卵。
やっぱり想像通り、しっくりいきました。

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一口サイズの揚げ物も登場しました。
中は、たっぷりのお野菜を包み込んだ豚巻きフライ。
豚よりも中身がメインな、さっぱりとした揚げ物。
たっぷりのおろしとポン酢を添えて。

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この器は、直前にお知らせしていただいたもので、
もともとは使うリストには入っていなかったのですが、
当日、実際に見てみると、大きさにびっくり!
かなりのインパクト。
これをどうしても使いたい、、で、やはりこの器には主役級のものでしょう!
というわけで、ゆで豚肉の梅だれをどどーーんと盛りつけてみました。

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ごはんものもということで、細巻きを3種用意しました。
写真は、長ひじきの明太子炒めを芯にしたもの。
あとは、きゅうりの塩揉みを巻き込んだものと、
黒米ごはんにチーズを巻き込んだもの。

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やや大きめの赤い片口には、紅白のらっきょうを盛りつけてみました。
器の外側の色とほんのり赤いらっきょうを、リンクさせた盛りつけです。

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とりあえず、まとまった感じです。
ずらっとお皿が並ぶ様子は圧巻。
素敵な器ばかりでした。これ欲しい!というものも多数!


別室に移り、囲炉裏のある場所へ。
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打ち合わせの段階で、囲炉裏があるんですよ〜という話から盛り上がって、
じゃあ囲炉裏も使いましょう! ということで、
汁物を用意。鮮やかな色がインパクト大。
かぼちゃのすり流しです。
一番だしと、隠し味にバターを少し。
あとは塩のみで味を整えたシンプルな和風ポタージュです。


食後のお楽しみにはケーキを。
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このピアノのお皿も、何を盛るか悩みましたが、
ある瞬間、「テイータイム」って感じ!とひらめき、
ケーキに使うことに。
ビンゴ!でした。

最後は、教室の先生から生徒さんへの記念のクッキーです。
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聖工房さんのロゴ入クッキー。


さて、今回は、お客さんの持参してくれた器に盛りつけるという、
どきどきしつつも、やりがいのあるお仕事をいただき、
いろいろと勉強になることも多数。
早朝からの仕込みや準備で、大変でしたが
充実した1日となりました。
スタッフ達も、皆、楽しく充実した1日となったようです。

工房のみなさん、たくさんの器の準備、
ありがとうございました!
陶芸教室「聖工房」

ケータリングアシスタント:KEIKO MURAGAWA, SACHIYO HISAKAWA, MIYUKI NODA

AKI TSUGITANI

by foodlabo_ism | 2009-06-10 18:17 | ケータリング


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